2024年4月最初の日曜日、両親から連絡がありました。
「鯛をもらったのですが、いりますか?」
鯛⁉
話を聞くと、近所の神社でお祭りがあり、その際に神饌(神様へのお供えもの)として使われた鯛を頂いたそうなのです。
「そんな大層なもの頂けるとは...。」と、ドキドキしながら実家へ向かいました。
対面した鯛は、おそらくは神饌としてなるべく人の手が触れないようにするため、下処理なしで冷凍された状態が丸々一匹。
つまりは、頭からしっぽまできれいな状態でウロコ付き、内臓付きです。
両親は調理方法に困って私に連絡したとのことでした。
冷凍の鯛は何にする?
鯛を丁重に持ち帰り、冷凍庫にご案内してネット検索。
私も魚の扱いは専門ではありません。
「さて、どうしたものか...。」
豪華なご飯にしてみたいものです。
内臓そのままの冷凍ですから、お刺身は厳しそうです...。
鯛めしもいいですが、丸々1匹頂いた為、魚の形が残った料理がいいなぁ。
煮物...。うーん、新しい料理にチャレンジしてみたいところ。
ピンッ!ときたのは”アクアパッツァ”!
魚の形を活かしたまま料理でき、冷凍後の白身魚でもおいしくできそうです。
作り方は簡単にまとめておきます。
鯛の下処理は簡単に
翌日の朝、鯛さんには冷凍庫から冷蔵庫へ移動していただき、じっくり解凍していきます。
(冷蔵庫での魚の解凍は、6時間ほどかかるそうです。)
夕方に見てみると、若干凍っていた為、流水で少し解凍しました。
私が今回行った鯛の下処理です。
①シンクで包丁を使ってウロコとり。
②ひれはキッチンばさみで切り取る。
③おなかからあご下まで包丁を入れ、内臓とエラをとる。
④流水で洗い、キッチンペーパーで水気をふき取る。
(・主人と二人で食べる為、斜めに包丁を入れて、頭側としっぽ側に分ける。)
⑤両面とおなかの中に、多めに塩をふる。
・ミニトマト
・オリーブオイル
・白ワイン
・アサリ
アクアパッツァを作っていく
①セミドライトマトをつくる。
ミニトマトを半分に切り、オリーブオイルを塗った耐熱皿に並べる。
電子レンジで500W1分半ほど。一度電子レンジを開け、蒸気を逃がす。
↑を2~3回ほど繰り返す。
②鯛をフライパンで両面焼く。
フライパンにオリーブオイルを入れ、弱火で鯛を両面焼いていく。
(焼き色つけば、中にしっかり火が通っていなくてもOK)
③白ワインを100㏄ほど入れたら、少し煮詰めてアルコールを飛ばす。
④水を鯛が浸るくらい入れる。
※ここから強火にします
⑤アサリ投入!(今回は業務スーパーの冷凍アサリを使いました。)
⑥少しずらして蓋をして、アサリが開き、鯛に火が通るまで煮ていく。
⑦①で作ったセミドライトマトを入れる。
⑧オリーブオイルを回しかける。
⑨オリーブオイルがなじむまで煮込んだら完成!
アクアパッツァのレシピ
今回は、YouTubeの”魚屋の森さん”チャンネルのアクアパッツァの料理動画をアレンジして料理しました。
とても丁寧に説明してくださっている為、おススメさせてください。
今回はここまで。
見て頂きありがとうございます。
次回をお楽しみに!