かものはしすず日記
つれづれなるままに…主婦の話
2.1-食べ物のこと

実は全国地紅茶サミットに参加していた話

突然ですが、皆さん紅茶はお好きですか?

今日は水のごとく紅茶を飲む紅茶好きの私が、全国地紅茶サミットに参加していたお話しです。

全国地紅茶サミットとは?

全国地紅茶サミットとは、国産紅茶の販売と試飲ができるイベントです。

1年に一度行われ、開催地は毎年変わります。

全国各地から多くの生産者さんが、ご自身の農園で生産した自慢の紅茶を持って出店してくださいます。

有料にはなりますが、全ての紅茶を試飲することができ、生産者さんと直接話すこともでき、気に入った紅茶を購入することができます。

2002年からスタートしたこのイベント、昨年2023年が岐阜県で行われ、今年2024年は対馬で行われるそうです。

2023年の岐阜開催では、長良川うかいミュージアムがイベント会場でした。

会場からは、長良川の川むこうの山頂に岐阜城を見ることができる写真スポットもありました。

地紅茶とは?

地紅茶とは、その土地に根付いた国産の紅茶の事。

皆さんは、紅茶の品種と言えば何を思い浮かべますか?

ダージリン?ウバ?キーモン?

では、”べにふうき”、”やぶきた”、”ふくみどり”は聞いたことがありますか?

今あげた3つは地紅茶でよく使われる品種です。

これだけでなく地紅茶にはたくさん品種があります。

そして、そのすべてに特徴があり、香り、風味、水色(”すいしょく”と言い、紅茶を淹れた時の水の色)が異なります。

さらに、同じ品種でも地域や生産者さんが違うと、地紅茶は全く別の顔を見せるのも魅力の1つです。

多種多様であるが故に、自分好みの紅茶を探す楽しさを味わえます。

全国地紅茶サミットの魅力

ここでは、私が感じた全国地紅茶サミットの魅力をお話ししていきたいと思います。

①色々な地紅茶を試飲できる。

先ほどもお伝えしましたように、地紅茶は香りや風味等、農園や品種によって大きく異なります。

つまりは、1つランダムに地紅茶を購入して飲んで合わなかったとしても、それは地紅茶全てがあなたに合わないわけではないのです。

様々な地紅茶を味わい、自分好みの生産者さんの地紅茶を見つけることが大切です。

しかし、さまざまな地紅茶を何種類も買って好みを見つけるのは、コストがかかり過ぎます。

その点、このサミットでは2000円を支払えば、買わなくても全ての生産者さんの地紅茶を試飲して飲み比べをすることができます。

2023年岐阜開催の際は、40種類以上の地紅茶が全国から集結しました。

実際に私も会場で試飲して、好みの地紅茶を見つけることができました。

②生産者さんと話ができる。

皆さんは買い物をする時、生産者さんを意識して物を購入することはありますか?

どの地紅茶も、生産者さんがこだわりにこだわって生まれたもの。

そして、生産者さんはその地紅茶のプロフェッショナル。

しかし、生産者さんご自身で実店舗を持たれていない限り、生産者さんに直接会える機会はまずありません。

あなたがその地紅茶が初めてでも、どうやって淹れたら美味しく淹れられるのか?

ストレート?ミルク?アイス?ホット?

何分蒸らしたらよいか?などなど、その地紅茶について聞けば、丁寧に教えて頂けます。

私は、生産者さんのこだわり話を聞くのがとても好きなので、本当に素敵なイベントだと思っています。

③毎年デザインが違うオリジナルミニカップがかわいい

試飲できるパスは2種類あり、紙のカップで試飲できる”ベーシックパス”と、毎年開催地の特徴が盛り込まれた陶器ミニカップ付きの”プレミアムパス”です。

陶器カップは事前にホームページでデザインが公開されます。

私は2023年岐阜参加では、プレミアムパスにしました。

画像の右が岐阜のミニカップです。

イベントの際、実際にこのカップでたくさんの地紅茶を味わいました。

左は2019年に愛知で開催された時のものですが、私のこのカップは頂きものです。

どちらも大切な宝物です。

全国地紅茶サミットinぎふ 2023 購入品

ここでは、私が岐阜開催で購入した地紅茶を紹介します。

熊本県の岩永製茶園さんの”雲海”。

今回試飲させて頂いた紅茶の中で、一番感動した紅茶です。

上品で強いフルーティーさと渋みの少ない印象の紅茶だと感じました。

鹿児島県出水市の茶の花さんの”べにふうき ファーストフラッシュ(リーフタイプ)”。

水色が薄めなので、カップの絵柄がきれいに見えます。

しかし、風味が弱いわけではなく、フルーティーな風味が強い紅茶です。

岐阜県中津川市の市川製茶さんの”中津川紅茶(べにふうき)”。

べにふうき100%で作られた地紅茶です。

くせ、渋みが少なく、紅茶に慣れていない方でも飲みやすいのではないかと感じました。

お茶の坂口園さんの”和紅茶はるべに”。

渋みなく、優しいフルーティーな風味が口に含んでから後味まで続く印象です。

朝、一日の始まりに彩りを添えてくれます。

おわりに

まだまだ購入したい地紅茶はたくさんあったのですが、残念ながら予算の関係で断念しました。

私は、フルーティーな風味のする地紅茶が好みの為、そういった地紅茶ばかり購入しました。

しかし、イベントの試飲では緑茶のように美味しい渋みがあるものから、くせのあるもの、飲みやすいものまで本当に様々な地紅茶を楽しみました。

皆さんのお気に入りの一杯が見つかりますように。

今回はここまで。

見て頂きありがとうございます。

次回をお楽しみに!